雪国の行事〜サイノカミ〜

「新年あけましておめでとうございます。2004年はナガオカ・レッツゴー「オアシス会」は結成20周年目、慰問ボランティア10年目となります。7月17日(土)には長岡グランドホテルにて、記念式典を行います。今年も地道に、そして、楽しく進んでいきますので、何卒よろしくお願いいたします。
            2004年1月 ナガオカ・レッツゴー「オアシス会」会長  小森ケン子
サイノカミの行事《サイノカミのどんどん焼き》
 雪国の冬の行事で、最も楽しいのがサイノカミのどんどん焼きです。
 サイノカミでは、わらや豆木などでオーマラという塔をつくり、それを燃やしてスルメや餅を焼いて食べます。そうすると、1年元気に過ごせるという習わしです。
 どんどん焼きは、竹に針金をつけ、その先にスルメや餅をつり下げて、オーマラの火で焼きます。どんどん焼きのスルメや餅はとてもおいしいです。
 普通小正月と言われる1月15日に行われますが、地域によっては異なります。サイノカミの周りではお酒、ビール、白酒等が出され、雪国の健康な暮らしを祝います。サイノカミの煙、火を見ていると、遠い空まで届くような気がし、とても楽しくなります。みなさん、ぜひ、雪国へお出でください。そして、サイノカミを体験してみてはいかがでしょうか。
もどる