2001.10月6日(土)ナガオカ・レッツゴー「オアシス会」は、長岡市市民センターのオープン時、ウイルながおか2001で分科会をもちました。桧葉の会の皆さんの協力を得て、市民の皆さんと交流の場を持ちました。ここでは、その一部を紹介したいと思います。
テーマ今、福祉ボランティアに求められていることは
1 今、どんなボランティアをやっていますか
○ 施設や病院訪問(バンド演奏、歌、踊り)
○ 車椅子の掃除、縫い物、おむつ作り
○ 作業所で利用者と手芸、作業に参加
○ 理容、整髪、エステ、福祉の店のお手伝い
○ 食事づくり、町内のごみ置き場の掃除
   など、いろいろなボランティア活動が出されました。

 いよいよ分科会の始まり
 司会役は小森会長です
2 ボランティアをやってみて感じたことは
(1) うれしさ・楽しさ
 ○ 演奏などを通じて盛り上がり、自分たちも楽しいが、見てくださる人も楽しんでおり、
   新鮮な気持ちになる。
 ○ エステをすることにより、入居者の笑顔がうれしい。
 ○ 若い利用者からエネルギーをいただいている。
 ○ いろいろな職業や年代の人たちとの交流が楽しい。
 ○ 最初は心が通じなくて心細かった。車椅子を介助して買い物をしたときは神経を使った。
 ○ 何事も継続してやることが大きな力となっている。
    など……です。

熱弁をふるうオアシス会丸山さん
(2)きづいたことは
 ○ 利用者の名前をきちんと呼んだことに感謝された。人間は老いてもプライドを持っている
   ということを大切に。
 ○ 老人に対し、赤ちゃん言葉で話したことを反省している。
 ○ ボランティアは最初は誰かのためであっても、いずれは自分のためとなる。
 ○ 話し相手になることの難しさを感じる。
 ○ 学習する前に、参加し行動することで、ボランティアに対する不安は解消することもある。
   行動する中で、身に付くボランティアもある。
     などであります。

20年のボランティア経験を生かしての
発表です。!!
3 福祉ボランティアの今後に向けて
 ○ 若い人が気軽に参加できるボランティアの環境をつくりたい。
 ○ 自分の子どもに接するような優しい気持ちで全てに接したい。
 ○ ボランティアは身近なところから…という話に感動した。
   定年後、やりたいと思う。
 ○ ボランティアの最後は、自分の地域でやるのがよいと思う。
   お互い様の気持ち、同じ目線がボランティアの心だと思う。
 ○ 学ばないとできないこともある。地域にボランティア講座が
  あるとよい。
 ○ 生老病死。徳を積むというより、今生かされているというこ
  とが大事。温かい気持ちが通じればよいと思う。

ボランティアで学ぶことは大きいという
桑原さん!

利用者とともに踊るのは楽しいという
上村さん!

分科会のまとめをしてくださった方は、本間和也さんです。次の@〜Bの要約をご覧ください。
まとめと課題            長岡市社会福祉協議会  本間 和也さん
福祉ボランティアとは、福祉の問題や課題を、身近なところで一市民として活動すること。
 @ 積極的な活動のために、ノウハウの提供が必要。
 A 福祉ボランティアは、特別のものではなく、堅く考えない。
    自分たちなりの活動というイメージこそ広がるもの。
 B ボランティアの意識がまだ確立していない。幼い頃からの家庭、地域、学校での福祉教育が重要である。               

温かいご指導の本間和也さんのお話

多くの人が集まっての有意義な分科会大成功!!

分科会終了後、大野一伊実行委員長と企画課の長谷川さんを囲んでハイポーズ!

森市長さんと一緒にオープニングパーティ(オアシス会登場)